常任委員のつぶやき

松操会バザー


三輪田学園を卒業してから初めて学園の門をくぐったのは、19年後の2008年でした。 広島での2年間の地方生活を終え懐かしい関東に帰ってきた矢先に、三輪田祭で再会しようということになりました。

2008年の三輪田祭で写した当時の写真。まだ皆、若々しい。  


後輩たちの楽しそうな笑い声。先生方にも一通り挨拶が出来て「お茶でもして帰ろうか?」と話している中、だれが言ったのか「松操会バザーを覗いてから帰ろうよ」。もう終わりに近い時間帯でしたが会場は人だかりで先輩方はバザーの後片付けに追われながらも、とても楽しそうでした。

売ることが大好きで、バザーの手伝いが出来るならと常任委員になり、たくさんの卒業生・三輪田生・学校見学にいらした親子の方々と交流を図り、とても素敵な時間を頂きました。

バザーを振り返ると、色々なことがありました。数年ぶりにバザー会場で偶然お会いしたバスケ部の先輩はお嬢さんの受験の下見にいらっしゃっていて、当時5年生だったお嬢さんは今年の3月に三輪田を卒業し、とても可愛らしい大人の女性になりました。三輪田の教育はすばらしい!

想い出深いのは数年前の三輪田キティマスコットの新発売日。松操会バザーに長蛇の列ができ、100年記念館に人がごった返しました。

そして今年!この状況下、三輪田祭は校内開催となり松操会バザーは開催できませんでしたが、購買部門の生徒さんたちが、ミーポルグッズを販売してくれて、たくさんのミーポルが在校生の元へお嫁入りしました!嬉しい限りです。(ミーポルは女子なのか?)

三輪田学園ホームページの「三輪田の風」を読みながら三輪田祭執行部をはじめ生徒さんたちが楽しそうに準備される様子を知りました。開催は例年とは違い大変だったこともたくさんあったと思いますが、歴史に残る2020年の三輪田祭とっても良かったです!

松操会バザーは学園、在校生、卒業生、三輪田に関係する皆さんのご協力があり、毎年開催することが出来ています。本当にありがとうございます。
今年の三輪田祭のテーマRainbowが来年の三輪田祭へのかけ橋となりますよう、そして来年は皆さまにお会いできますように心よりお祈りしています。ではまた~お会いしましょう!!
   
高校40回佐藤(小森)

流れに挑む

これ、何だと思いますか?
 

 
何と本年度の三輪田学園の学校案内なんです!
表紙と背表紙のイラストは、プロのイラストレーターに依頼したそうです。
 
中には、『ブラタ○リ』ならぬ、『プラミワダ』なんてページもあります。


 
なかなか面白いです。
三輪田学園HPのTOPページに「2020年度デジタルパンフレット」としてご覧いただけます。)
 


 
こちらは、資料編。
 
今年も中1は5クラス。
中学は3学年とも『ほ組』があるんですね。
私たちの頃は1学年200名で4クラス。
1クラス50名で、教室はきゅうきゅうに狭かった。
 
現在の教員数は、専任は女性34名、男性19名。
講師・嘱託は女性39名、男性3名。
合計95名で、
専任教諭の平均年齢は45.5歳とあります!!
先生の平均年齢まで明記するなんて、三輪田は変わったなぁ~とつくづく感じます。
 
コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発令され、
今年度はリモートで授業がスタート。
 
三輪田学園では生徒全員がiPadを所持しているので、いち早くリモート授業を開始できたそうです。
先生方は、学校からではなく自宅で撮影授業。
 
先生方の平均年齢が若いということは、こういう時にも発揮されるのですね。
 
頑張れ、我らが母校、三輪田学園!!!
髙橋智加子(高校32回)

こんな時だからこそ、Zoomでプチ同窓会やってみた!?

 
東京アラートもやっと解除されましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナ肺炎に実際かかられた方はもちろん、ご家庭やお仕事でも多大な影響が出て大変な思いをされている方が大勢いらっしゃると思います。
この場をお借りしてお見舞い申し上げます。
 
通勤電車もそれなりの混雑になってきましたが、「不要不急」「安全安心」というキーワードに引っかかるような集まりは、まだまだ先になりそうですね。
松操会の総会・懇親会も今年は中止になりました。
会員の皆さまにお会いできる数少ない場所なので、とても残念です。
 
さて、その開催予定だった6月13日(土)のこと。時間は夜の8時から、36回卒の有志で
プチ同窓会を開きました。会場は、それぞれの自宅。
そう、今流行りのZoomでオンライン同窓会です。
今年度は、授業はもちろん、入学式も保護者会もオンラインで行われている学校が多いようですね。三輪田学園もご多分に洩れず。一昨年から生徒一人一人が持つことになったiPadがここでも生かされていますね。
 
2週間前のお誘いながら、今回の参加者は12名。他3名の方は接続不良でお話は出来ず。残念ですが、お元気ということはわかりましたよ。是非とも次の機会にはお顔とお声を!
ワイン・日本酒・ノンアル・コーヒー等、思い思いの飲み物を片手に乾杯でスタート。
冬のニュージーランドからのご参加やキッチンで夕飯を作りながらのご参加など、これぞ自宅からというのが面白いですね。普段着のラフな格好なので、最初からリラックス気分です。ご家族が接続のお手伝いをしてくださった時に、ちらっとお姿が映ったり、ワンちゃんが横から登場したり、ご家庭の様子もちょっとのぞき見しちゃった気分です。
近況報告やコロナで被害を受けたお仕事の話やお子さんの学校の話など、お年頃の乙女たちの宴会は今回も話が弾んであっという間の2時間でした。
 
終わり間際に入った方を囲んで、いつの間にか2次会も。
終電を気にせず!に、こちらも盛り上がりました。
 
こんな時だからこそ思い切って出来る集まりもありますね。
画面や声を通して元気をキャッチボールした、久しぶりのホッとするひとときでした。
声をかけてくださった幹事さんはもちろん、ご参加の皆さん、遅くまでありがとうございました。また会おうね!                          
 
 
K/T

徒然なるままに…

 
令和二年最初の常任委員会でのこと。
 
『文京区弥生にある竹久夢二美術館で現在開催中の【はいからモダン袴スタイル展…「女袴」の近代、そして現代…】に、大正時代に撮影された袴姿の三輪田生の写真が展示されています。』と校長の吉田先生からお知らせがありました。生徒のひとりが袴のヒモにバックルを通し着用している姿が映っているそうです。
 
詳細は三輪田学園のホームページ内、校長先生のブログ【たま鑑】をご覧ください。

https://www.miwada.ac.jp/whatsnew/2019/12/post-1667.html
 
バックルかぁ~ 懐かしいなぁ~
大正時代は、まだ女子教育が普及していない時代ですから、当時の生徒達は三輪田生であることに誇りを持ち、今時の表現でいうと、三輪田愛が半端なかったのでしょうね~ その証が、≪袴にバックル≫に繋がったのかな。
 
 
という話題があった数日後、今度は同期の大森さんから、『このたび文京区の景観賞をいただきました!』という喜びのお知らせが届きました。
 
文京区の景観賞?
 
調べてみると・・・
 
文京区では、区内の良好なまち並みや建物、広告物、良い景観をつくるための活動などを「文の京(ふみのみやこ)都市景観賞」として表彰しています。

第19回文の京(ふみのみやこ)都市景観賞
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bosai/machizukuri/keikan/toshi/keikanshou19.html


ほほう、なるほどね。
 
大森さんは、本郷三丁目交差点にある老舗和菓子店、【本郷三原堂】の社長さんです。


 
所在地:文京区本郷3-34-5
東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅徒歩3分/都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅徒歩1分 
 
お母様も三輪田の卒業生です。
毎年三輪田祭の松操会バザーにも出店してくださり、何かとお世話になっております。
 
今回三原堂さんが受賞されたのは、周辺景観に配慮し、調和している優れた屋外広告物に贈られる【景観広告賞】です。
 
『看板の字体に老舗店の雰囲気が醸し出され、季節の行事を楽しめるガラス張りの飾り棚も行き交う人々の目を惹きつけます。』との推薦理由から受賞となったようです。
 
そして、こんな写真も送られてきました。
 

 
左が大森さん、右の方は…?
 
何とこちらも三輪田の卒業生で、現在文京区議会議員の山田浩子さん(旧姓 鷲頭)。
山田さんと大森さんは共にテニス部で、山田さんは2学年上のあこがれの先輩だったそうです。
お二人とも笑顔がステキ!
 
まだまだ寒く家の中に籠りがちになってしまいますが、お天気の良い日にお友達を誘って竹久夢二美術館に行き、『はいからモダン 袴スタイル展』で『はいからな三輪田生』の写真を鑑賞した後、東大の構内を散策、三四郎池を巡り、農学資料館に保管展示されているハチ公の内臓を観察(ハチ公はフィラリア症だった!)し、それから本郷三丁目に向い、本郷三原堂さんで美味しい和菓子をお土産に買って帰る、な~んて冬の一日はいかがですか?

 
髙橋智加子(高校32回)