常任委員のつぶやき

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近松門左衛門没後300年とのことで


近松門左衛門没後300年に因んでの演目が行われるとのことで、3月初旬、京都四条南座「三月花形歌舞伎」へ参りました。




出演は、中村壱太郎、尾上右近、中村隼人、他大勢のみなさま。



松プログラムを月の前半の午前の部に、桜プログラムを午後の部に、そして月の後半には逆にするという一見複雑な、両方見たくさせる趣向とわかります。
松プログラムは「心中天網島 河庄」、桜プログラムは「女殺油地獄」、そして両方の2番目はそれぞれ配役や衣装を変えた「忍寄恋曲者 将門」。つら(面)あかりという、長い柄のついた蝋燭で顔を照らす演出もありました。

また、冒頭、3人が交代で「乍憚手引き口上」(はばかりながらてびきこうじょう)の中で、あらすじや見どころを語り、南座のマスコットみなみーなという着ぐるみが登場すると、撮影タイムとなりました。
拡散歓迎とのことで、役者さんは手をつないで花道を去って行きましたが、上手に撮れなくて残念。



松プログラムも桜プログラムも、素敵で流石、若々しい迫力がありました。
劇場内には、近松門左衛門が福井県の出身であることから、福井県発行の資料もあってお勉強になりました。

 

美しく趣がある南座の内部

※みなみーなは大提灯なんですよ。詳しくはこちら
 
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