常任委員のつぶやき

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フルーツビネガーのすゝめ

冬が終わりを告げ空気が暖かくなってくると、気持ちは弾むものの体がついていけないのか、疲れやすくなり同時にお肌もゆらいでくるお年頃の松操会Yです。

そんなゆらぎの季節には、ビタミンたっぷりでお肌によし、酸も入って疲れも癒してくれる一挙両得なフルーツビネガードリンクを飲んでいます。

春は、苺、甘夏、でこぽん、キウイ、りんごなど美味しそうな果物がいっぱい。鮮やかな色、艶やかな質感に惹かれて買ってしまいますが、皮をむくのが面倒でついつい熟しすぎてしまうことも。そんな時は、健康にも美容にもいいフルーツビネガー作りがわたしを呼んでいる!と思うようにしています。

とても簡単で美味しいので、ぜひここで作り方をご紹介させてください。


 

必要な材料はお酢、お砂糖類、果物、この3つです。

お酢もお砂糖も特に決まりはないのですが、黒砂糖やナチュラルなお砂糖を使うと発酵して泡が出てしまうことがあり温度管理が大変なので、一番使いやすい氷砂糖を使っています。

でもバナナで作る時はやっぱり黒砂糖のほうがコクがあって美味しいです。「フルーツビネガーのバナナって美味しいの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は友だちの間でも一番人気。バナナはシュガースポットが出て茶色くなったぐらいのものが美味しくできるので、熟しすぎたもう食べたくないバナナは冷凍してフルーツビネガー用にとっておきます。


 

まずは瓶を熱湯消毒。

ここから先、小分けにする瓶も、濾すためのコーヒードリッパーも全て熱湯消毒して使っています。

写真のボトルは1リットルのものですが、最初はジャムの瓶などを使い、少量の果物とグラニュー糖と家にあるお酢で、お試し気分で作ってみても楽しいかもしれません。


 

材料がそろい、熱湯消毒し乾いて熱がとれた瓶が用意できたら、果物を切って量を測ります。

基本の割合は果物:砂糖:お酢が1:1:1。絶対に忘れない最高の割合です。

1リットルの瓶を使う時には材料を約360gづつ、1.5リットルの瓶を使う場合は約550gづつ用意しています。少しぐらい足りなくても溢れても、そこはご愛嬌。

今回は買ってきて甘露煮にしようと思ったまま冷蔵庫で眠り続けていた金柑で作ろうとしたのですが、測ってみると360gもなかったのでリンゴを足してみました。柑橘類に酸味の少ないリンゴを一緒に漬けると味が優しくなります

果物の切り方は自己流です。リンゴは皮をむいたりむかなかったり、金柑は4つ割にして見える種だけ取り、バナナは輪切り、葡萄はふたつ割、大きめの柑橘類は白いワタが苦いので、実と削ぎ落とした皮だけを入れるといいとプロの方に聞きました。



お次はお砂糖。果物と同量を測り瓶に入れます。


 

最後に同じボウルで測ったお酢を入れて、漬け込みは終了です。

氷砂糖が溶けるまでは室温で、その後は冷蔵庫に入れて、1日1回瓶をふって濃度を均一にします。そして待つこと2週間。


 

お待ちかねの出来上がりです♪

お料理番組と違って、同じ材料を使って2週間前に作った仕込みの完成品は用意していなかったので、違う果物でごめんなさい!

コーヒードリッパーにペーパーフィルターをセットして漉します。ドリッパーは穴の大きい円錐タイプのもの。

途中で目が詰まって落ちが悪くなってきたらペーパーフィルターを変えます。

この時「漬けておいた果物はどうするの?」と良く聞かれるのですが、ひとつつまんで食べてみて美味しかったらヨーグルトに入れたり砂糖にまぶしたりしていただきます。美味しくなかったら捨ててしまいます。ちなみに一番美味しかったのはプルーンで次は金柑です。


 

出来上がったら小瓶に分けて、水や炭酸、ジュースで割っていただきまーす!

苦味が強い柑橘系のフルーツビネガーは大人の味で、ジンで割ったり、ビールで割ってベルギービール風にして飲むのも美味しいそうです

またお料理にも使えて便利なのも嬉しいところ。リンゴやキウイはポークソテーのソースに使っても美味しいです。果物によってはポテトサラダに入れてもいいし、茗荷の甘酢漬けもフルーツビネガーで作っています。

松操会の皆さまの美と健康のおともに、自家製フルーツビネガーはいかがでしょうか♪


 

yoco.y

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