常任委員のつぶやき
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2024年11月11日
第73回三輪田祭に行ってきました!
10月第一週の土曜日と日曜日、第73回三輪田祭が開催されました。
暑くもなく寒くもなくちょうど良い気温のなか、保護者や受験生、卒業生の皆さんが期待でいっぱいのお顔で門をくぐっていきます。コロナによる制限がなくなって2年目の文化祭、今年はどんな顔を見せてくれるのでしょうか。とても楽しみです!
今年のテーマは「ADVENTURE(冒険)」!
パンフレットによりますと、ゲームの世界観の中で全員が主人公になれるように、そんな想いを込めてテーマを決められたそうです。ゲームの中でも、昔ファミコンでプレイしていたレトロゲームに出てくるようなドット絵の可愛いキャラクターたちが学校のそこかしこに展示されていて、歩いているだけでワクワクしてきます。生徒さんたちはもちろん全員が三輪田祭の主人公ですが、歩いているお客さんたちもゲームの中の登場人物になったようで気持ちが上がります。
天井からもスーパーキノコがぶら下がっています。このキノコを食べるとマリオがスーパーマリオに変身して強くなります。今日という晴れやかな日を迎えるため、三輪田生たちもスーパー三輪田生に変身して素晴らしい働きでたくさんのアイテムを作り上げてくれたに違いありません。
わたしたち松操会は2階の応接室で学年色のハンカチタオル、校章入りポケットボトル、みなとやさんの三輪田オリジナルおせんべい、三原堂さんの校章入りどら焼きなどたくさんのグッズを販売させていただきました。また松操会オリジナルグッズ以外にも素敵な雑貨のお店を開店させていただいていたおかげで、保護者の方や三輪田の生徒さんなど卒業生以外の方もたくさんお越しいただけました。中でもキャラクターグッズの威力は抜群で、入り口で三輪田生に声をかけると「わあ!欲しいです!入ります!」と買い物をしてくれたり、「いま、Girls Lunchで散財しちゃってお金がないんです!校内にいるお母さんを探してお小遣いもらってきます」と言ってくれたり、そんな交流ができて楽しかったです。
散財必須のGirls Lunchは松操会バザーと同じ階にありました。三輪田の調理クラブとお茶の水女子大学サークルOchasの共同で毎年、オリジナルのお弁当を提供しているそうです。何度も話し合いや試作を重ねたというお弁当、来年は食べてみたいです。レストランでいただけるというビーフシチューも美味しそうでした。デザートのパウンドケーキも食べてみたい♪ガーリーなインテリアの中で美味しいご飯ときたら、生徒さんたちがお小遣いを使いきっちゃうのもわかります!
すぐにチケットが完売してしまうという、茶道クラブのお茶会にもお邪魔してきました。わたしたちが制服として使用してきた金属の校章バックルつきベルトをつけられた茶道クラブの生徒さんが今年も可愛いらしくて写真を撮らせてくれました。お茶会の亭主になる方が帛紗を着物の帯にはさむそうなのですが、制服には帯がないので代わりに昔のベルトを使用しているそうです。昔の制服だった世代には懐かしい素敵な発想だと思います。
ベルトだけでなく、お茶碗や棗にも三輪田のマークが入っていました。「三つの輪の田んぼ」と呼んでいた、このマークが一番目にできるのは茶道クラブかもしれません。お茶を飲み干すと底から現れるマークに、卒業生たちは「わ、素敵」と喜んでいました。このお茶碗が卒業時に贈られた回もあったそうで、とても羨ましく思いました。わたしも欲しいです……。
今年も模擬国連の部屋では、これから国際社会で活躍するであろう三輪田生の姿が見えるような展示を目にすることができました。三輪田生たちが世界の第一線で活躍する時代が楽しみです。
美術作品が並んだ教室です。のびのびと個性を伸ばしてもらっていることがわかる感受性豊かな作品が多く、いかにもダイバーシティを掲げる三輪田生の作品展らしかったです。
華道クラブで見つけた3年生の合同作品です。若い学年のフレッシュな作品から順に見ていくと、年々、作品が成熟していく様子を見られて感動します。下級生の部員さんたちも、高3になったらこの作品のように見事なお花を活けるのだ、と決意を固めているそうです。
最後にマリオワールドの土管でパチリ!
こちらで写真を撮りたくて三輪田生の方にお願いしたら、「え!撮っていただけるんですか!ありがとうございます!」と逆に喜んでくださり、恐縮するのと同時にとても温かい気持ちになりました。このように可愛いらしく接してもらったら、ドキドキしながら来校されている小学生や保護者の皆さんもホッとすると同時に三輪田のファンになってしまうことでしょう。
塩見先生がおっしゃられていた「今の三輪田の人気は生徒の皆さんが作ってくれている」を実感することができた文化祭でした。
来年も楽しみにしています♪